可塑性

可塑性とは?


物体に力を加え変形させると、元に戻ろうとする力が発生します。加える力が元に戻ろうとする力を超えた時、力を取り除いても変形がそのまま物体に残る性質を可塑性といいます。加工性の判定に役立ちます。

測定の種類・対応測定機・ISO規格など
国際規格

ISO2007:1991

相応のJIS規格:参考

JIS K 6300-3

試験概要

規定温度に予熱した2枚の円形の平行板にサンプルを挟み、高速圧縮します。加熱し荷重をかけた後、サンプルの厚みを測定します。測定したサンプルの厚さを100倍した値を可塑度とします。

可塑度残留指数は、サンプルをエイジングオーブンで140℃30分加熱した後の可塑度を加熱前の可塑度で除したものに、100を乗じて求めます。

試験結果

◎可塑性

◎可塑度残留指数(PRI)

参考資料

◎モンテック社 可塑度計 RP3000の試験動画

ISO規格対応 おすすめ試験/測定機器

可塑度計

RP 3000

可塑性試験用エイジングオーブン

AO 3000